弘法大師一千百年御遠忌記念出版 高野山図絵 昭和9年(1934)
大正広重を称した吉田初三郎謹作とある。
大正11年の絵図より小振りで東は東京、西は門司まで入った高野山鳥瞰図である。
現在の南海高野線は高野山電気鉄道が昭和4年に極楽橋まで開通さらに昭和5年極楽橋より高野山駅まで
ケーブルカーが開通。裏面の案内にはケーブルカー到着毎に高野山駅より女人堂間を高野山自動車が往復し、
女人堂より山内へは人力車があることが記されている。
印刷着色
サイズ:16.7×60
著作権並出版権所有者:吉田初三郎
発行所:高野山仏具名産品商業組合